モダンスタイル エクステリア
モダンスタイルのエクステリア です。
シンプルなアルミの門柱を設えたオープン外構。
車庫のスペースをできるだけ儲けたい
という プランでしたので、
どうしても、無機質なコンクリートの部分が
多くなってしまいます。
建物も白を基調にしたシンプルな造りなので、
思い切って、 植物が主役のプランを、
提案させていただきました。
門柱は、植物を引き立てる脇役として、
またアクセントとして なくてはならない存在に
なってくれていると、思います。
ビバーナムティヌス、マホニアコンフューサ、
フィリフェラオーレアなどの 常緑低木を中心に、
アジサイや利休梅など季節感のあるものを。
利休梅やビバーナムが年月をおう事に
大きくなってきて、 家の顔がどんどん変化するのも、
たのしい。
シンボルツリーは、エゴノキ。
車の妨げにならないように、
また建物をバックに 葉の緑が映えるように、
建物際に植樹。
お庭の方は、少し和っぽく。
ツワブキ、ギボウシ、ノリウツギライムライト、
コバノズイナなど。
どちらかといえば、
お部屋の中からの景色を意識しての植栽。
バイヤスに張ったタイルテラスと、
モミジ、クロモジ、ヤマボウシ、
ソヨゴ、オオデマリ、アナベル。
ダイニングのピクチャーウインドウから
見えているのは、ヤマボウシ。
車庫の土間は、目地をバイヤスに入れて
動きをだしています。
2015年5月完成 尾張旭市。
こちらの写真は完成時のもの。
1年が経過して
植物が元気に育ってくれていてうれしいです。
クリービー 偽りの隣人
映画 「クリーピー 偽りの隣人」 観てきました。
怖かったー、もう、ホント怖かったぁ。
東京目黒の 碑文谷公園池バラバラ事件の犯人が
捕まってない時だったので それにもリンクして、
家のチャイムにも反応してしまうほど。
おもしろすぎて 本も読んだら、
こちらの隣人も 映画の隣人 香川照之とは
ちょっと違ってたけれど 怖かったなぁ。
この仕事をしているうえで 「隣地、隣人」は
ひとつのキーワードになることも多いです。
お隣の視線、
お隣りへの落ち葉 又はお隣からの落ち葉。
フェンスに至っては、高すぎず低すぎず、
板間のころあいは、風通しを確保しながら、
圧迫感を与えないように。
この映画は こういう事ではないのですが、
仕事がら こんな事が頭をよぎりました。
日頃、隣地との境界線対策においては、
嫌みなく サラッと 、
できれば、お隣にも喜んでもらえるような設えを と、
考えていますが、 お隣の意見を聞くことは
できませんので、 本当のところお隣は
どう思われているかわかりません。
取り越し苦労かもしれません。
でも、お隣どうなのかな? と、
日々気にして生活するのはしんどいし、
せっかくのお庭へも
足が遠のいてしまっては悲しいので、
気になるなら、まずは 自分が安心すること、
穏やかな気持ちで 庭に滞在できること を、
メインに考えるのが いいのかと思います。
ああ、それにしても おもしろい映画でした。
暑さしのぎにも うってつけ!